ファッション

【革財布のお手入れ方法】ブラシとクリームで簡単、これだけ!月イチケア!

みなさんは自分のお財布のお手入れきちんとしていますか?

せっかくいい革製品を購入してもきちんと手入れをしなければ長持ちしません。

人間の肌が汚れや乾燥でぼろぼろになるのと同じで、動物の皮を使用した革製品もまた汚れを落としたり栄養補給をしてやる必要があるのです。

面倒くさがりの方も沢山いると思うので、この記事ではとても簡単な最低限のお手入れ方法を紹介します。

今回は愛用して1年経つエッティンガーの長財布とおそろいのデザインの名刺入れを手入れしました。

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手入れの頻度は1ヶ月に1回

まずはじめに革製品のお手入れ頻度ですが、毎日する必要はありません。

この記事で紹介するようなお手入れは1ヶ月に1度で十分革の質感や光沢を維持し長持ちさせることができます。

平日のちょっとした時間でもできるケアなので負担にもなりません。

本当にすぐ終わるので面倒くさがりの方でも是非続きを読んで実践してみてください。

もちろん汚れた場合にはその都度きちんとふき取ってやりますが、普段通り使っていればそうそう汚れることはないはずです。

ちなみに革製品は水濡れ厳禁なので、濡れてしまった場合はすぐに日陰で乾かしてから、紹介するお手入れをしてあげましょう。

なぜ革製品を手入れするの?

革製品はなぜ手入れしてやる必要があるのか?

汚れたらきれいにするのはもちろん、一番の理由はズバリ乾燥から革を守る為です。

人の肌と同じで乾燥した革はツヤもなくなりぼろぼろと崩れてしまします。

ケアされずに乾燥してしまった革の財布やベルトは亀裂が入っていたり表面が崩れています。

こうした財布を持っている人をよく見かけますよね?

記事のはじめの方でも書きましたが、人の肌と同じです。

乾燥によって肌ぼろぼろになったり、唇は裂けてしまいます。

これを防ぐために皮脂が分泌されたり、リップクリームを塗ったりします。

革製品を人の肌に例えるとその重要性がわかると思います。

用意するもの

お手入れに必要なものは全部でたったの3つです。

  1. 柔らかい布
  2. ブラシ
  3. クリーム

柔らかい布

綿でかつ繊維の細い布が望ましいです。

汚れをふき取ったりクリームを塗布するための道具なので、くたびれた白いTシャツを使用するのがおすすめです。

みなさん多くのTシャツをお持ちだとは思いますが、個人的には以下の2つを使用しています。

①ユニクロのスーピマコットンTシャツ

②へインズのパックTシャツ

それぞれ繊維が細く柔らかいので、革を傷つける心配はありません。

両製品とも定番アイテムとして販売されていて、安価なので心置きなく使えるのではないでしょうか?

(注意)雑菌や汚れが革についてはいけないので、きちんと洗濯された清潔なものを使用してください!

※レザーケアのブランドからふき取り用のマイクロファイバー製の布も販売されています。

ブラシ

主に革表面の凹凸に詰まった汚れやほこりを取ったり、隙間に詰まった余分なクリームを落とすために使用します。

また仕上げの艶出しなどでも使用するので、気になる方は汚れ落とし用と仕上げ用に分けてもいいでしょう。

革そのものを傷つけてはいけないので、できるだけ柔らかいものを選びます。

今回は弾力と柔らかを兼ね備えた馬の毛でつくられたものを使用します。

クリーム

油分などの栄養を補給し光沢、ツヤ、柔らかさを維持するための必需品です。

種類が多く、革との相性によってはシミになってしまう場合もあり中々選択の難しいアイテムでもあります。

トラブル報告も少なく、比較的安価で入手可能なのは以下の2種です。

Collonil(コロニル) 1909シリーズ 1909シュプリームクリームデラックス 100ml カラーレス・050

エッティンガーからは純正のメンテナンスクリームが販売されているので、私はこちらを使用しています。

革製品のブランドからは自社製品用のメンテナンスクリームが販売されていることも有るので一度チェックしてみると良いでしょう。

製品とケア用品が同一ブランドである為、ミスマッチの心配はありません。

3ステップでお手入れ完了!

step
1
ブラッシング

step
2
クリーム塗布

step
3
ブラッシング

簡単すぎると思うかもしれませんが、最後に日陰で軽く乾かして完了です。

各ステップごとに狙いやポイントを説明します。

手入れが隅々まで行き届くよう、あらかじめカードやお金は抜き取っておきましょう。

STEP.1 ブラッシング

綺麗に使っているつもりでも、革の表面は埃がついたりや汚れが付着します。

特に私の財布のようなカーフレザーは表面のきめ細やかな凹凸が生み出す肌触りが革の特徴でもあるので、埃も詰まりやすいでしょう。

この上からクリームを塗布したり、防水スプレーなどでコートすると汚れや埃により腐食して傷んだり劣化の原因となります。

そこでまずは柔らかいブラシの毛先で埃や汚れを落としてしまいましょう。

あまり強くブラッシングしすぎると傷つくので、毛先で革の表面をサッサと撫でるように丁寧に行ってください。

埃や軽い汚れのある場合は、ブラッシングだけでも見た目がそこそこきれいになります。

STEP.2 クリーム塗布

指の腹を覆うように布を持ち、少量のクリームを取ります。

そして革の表面に薄く乗せ、布を使って広く延ばします。

一度に多くのクリームを塗布しすぎると、シミになったりするので少量で行うのを心掛けてください。

クリームが延びきってもなお、財布全体に塗布できていない場合は、また少量とりさらに延ばしていきます。

乾燥して割れたり、傷のつきやすい角部分や折り目にもきちんと塗布することで革財布を長持ちさせましょう。

これを繰り返し、財布全体がわずかにしっとりしてきたら、クリームの塗布は完了です。

塗りすぎは財布にダメージを与えかねませんので、物足りないかな?と感じても、塗り足すかどうか迷ったらクリームの塗布は止めて良いと思います。

その分こまめに塗布する習慣を付ければいいだけです。

STEP.3 ブラッシング

再びブラッシングします。

艶出しや、革の凹凸に残ったクリームを除去する目的があります。

延びきらずに残ったクリームは変色や痛みの原因なので、STEP.1同様に丁寧なブラッシングを行います。

今回のように栄養補給だけでなく、ワックスなどを用いて艶出しを行う場合は重要な工程になります。

まとめ

革製品を汚れと乾燥から守るのが日々のメンテナンスの目的です。

ブラッシングとクリームの塗布、仕上げのブラッシングの3ステップを月に一度行うだけで、きれいな姿を維持できます。

用意する道具も少なくて済むので、革製品をこれから買おうと思っている方はもちろん、実は持っているけどお手入れ方法を知らなかったり、これからしてあげようと思っている方も是非実践してみてください。

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