クライミング、サーフィン用品を製造するアメリカのブランド「Patagonia(パタゴニア)」
高い機能性と品質から多くの登山家、アウトドアマン達に愛用され続けるだけでなく、アイテムのデザイン性や環境保護活動も注目を集めています。
登山が趣味の僕もパタゴニアの製品を使用しており、どれも満足のいくアイテムばかりですが、数あるパタゴニアの製品の中でもおすすめ度No.1は何と言っても「バギーズショーツ」
パタゴニアの「バギーズ」シリーズのひとつで、「ショーツ」をメインに多数の商品が展開されています。
この「バギーズ・ショーツ」の魅力に取りつかれた方はものすごく多いようで、2020年も引き続き販売されています。
僕自身もその魅力に取りつかれた人間の一人です。
今回はそんなパタゴニアの大ヒットアイテム「バギーズショーツ」の魅力を解説します。
バギーズショーツの3つの特徴
その1.着用シーンは無限大!
プロの登山家にも愛用されているブランドの製品だけあって、素材や機能に拘ってデザインされているのがバギーズショーツの特徴です。
生地は速乾性と耐久性を備えたサプレックス・ナイロンが使用され、非常にタフで丈夫です!
さらにDWR(耐久性撥水)加工が施されており、水着として水中での使用もOKです。
とはいえ同じパタゴニアのボードショーツなどの「水着」として発売されているものと比較すると生地も厚く重いので、海水浴やプールでの着用はあまり推奨しません。
しかしラフティングなどの激しいアクティビティには耐久性の高いバギーズショーツが向いているので、環境に応じて使い分けができるとベストです。
ちなみに私は登山する際に着用していますが、山の岩や木々にひっかけても壊れないですし、多少の雨でも気になりません。
正直、似たような環境であるキャンプや野外フェスで使用するには十分すぎる機能だと思います。
その2.多彩なデザインとカラーバリエーション!
バギーズショーツの外観デザインは非常にシンプルで、メンズ・バギーズショーツには2020年S/Sシーズンには全13の色と柄が用意されています。
色は黒やカーキといった定番から、マスタードや赤、青などのビビットカラーまで幅広く、クラシカルなデザインとマッチしています。
そのデザインからおしゃれなファッションアイテムとしての使い方もおすすめです!
シンプルなデザインのバギーズショーツと無地Tシャツの相性は抜群でしょう。
またメンズだけでなく、ウィメンズやキッズ商品も用意されているので性別や年齢問わずみんなで着用できるのも嬉しいところ。
家族みんなでおそろいのバギーズなんてのもおしゃれじゃないでしょうか?
2020年私の注目カラーは「Stone Blue」と「Big Sky Blue」の2色です!
特に2018年に即完売を誇ったBig sky Blueは大注目の一着です。
その3.とにかく快適!
汎用性の高さやおしゃれなデザインはパタゴニアの「バギーズ・ショーツ」を穿く理由としては十分ですが、1番の理由はとにかく気持ちいい!
もちろん機能やデザインも大変気に入っていますが、着心地はこれまでのショートパンツとは別格です。
今すぐに走り出したくなるような、いつまでも穿いていたくなるような、それでいて穿いていることを忘れるような、そんな軽さとサラッとした着心地がバギーズ・ショーツにはあります。
『1日のほとんどを共に過ごす服は着心地が一番大事。』
バギーズ・ショーツはこうしたことを改めて気付かせてくれる存在です。
こんなにたくさん!パタゴニア『バギーズ』の仲間達!
先述の通りバギーズ・ショーツはパタゴニアの展開する『バギーズ』シリーズのひとつです。
そこで今回はメンズ・バギーズ・ショーツを中心に各モデルを紹介していきます。
メンズ・バギーズ・ショーツ(股下13㎝)
膝上丈のバギーズ・ショーツは比較的ゆったりとしたシルエットデザインのため動きやすく、アウトドアやランニングにぴったりです。
多彩なカラーと短め丈で街歩きのファッションにも取り入れやすいアイテムです。
大きな縦型サイドポケットは角がメッシュになっており、水中から上がった後も水が溜まる心配がありません。
今年から鍵などを括り付けるためのループがポケット内に追加され、利便性が向上しています。
おそらく『バギーズ』シリーズで最も人気商品となっているショーツですが、膝上はちょっと...と抵抗のある方には次に紹介するロングをおすすめします。
メンズ・バギーズ・ロング(股下18㎝)
やや膝に掛かる長さのバギーズ・ロングは初めてバギーズを手にする方、短めのパンツに抵抗のある方にもおすすめできるアイテムです。
バギーズ・ショーツの耐久性や機能性はそのままに丈が長くなっています。
ショーツに比べアクティブ感がやや薄くなって、タウンユース向きにデザインされていますね。
メンズ・バギーズ・ライト(股下17㎝)
ショーツ、ロングと比べるとやや細身のシルエットなこちらのライト。よりスポーツ向きのデザインになっています。
サプレックス・ナイロンよりも軽量なリップストップ・ポリエステルを使用しており、重量はなんと145g!
カラーの展開が少ないですが黒やグレーといった使い易い色がきちんと用意されているのが嬉しいです。
また生地が薄いためポケット裏に本体を収納でき、簡単に持ち運べるので外遊びにはもってこいですね。
生地の質感、ポケッタブル機能などからキャンプや海・川でのレジャーシーンには特におすすめのアイテムです。
メンズ・バギーズ・ナチュラル(股下17㎝)
ヘンプとオーガニックコットンの混紡生地を使用しており、抜群の通気性と軽さが特徴です。
他のバギーズとは異なり、天然繊維を素材としているため強度面では若干劣りますが、肌触り含めた快適性は非常に優秀です。
また、ヒップポケットが2つ備え付けられているのはこのバギーズ・ナチュラルだけです。(他は1つだけ)
生地とデザインの両面から見てもこれまでご紹介してきたバギーズ達が水陸両用、海山川街のどこでも使える超万能選手であったのに対し、バギーズ・ナチュラルは日常使いに特価したパンツといえます。
サイズ感は?
バギーズ・ショーツのサイズ表記はUSサイズです。
日本人では無くアメリカ人の体形に合わせてサイズデザインされている為、購入の際は普段穿いているパンツの1サイズ下のものを選ぶと良いかと思います。
ちなみに僕は身長177㎝、体重65kgでMサイズとSサイズを使い分けています。
街歩きにはゆったりしてどんなトップスにも合わせやすいMサイズ、登山・キャンプや海辺でのBBQではより動きやすいSサイズを穿いていくことが多いです。
ウエストが伸縮性のあるゴムになっていて、内側のドローコードで調整が可能なので好みや着用シーンに応じてサイズを選ぶことが出来るのもいいですね。
おすすめコーディネート
シンプルなデザインのバギーズショーツは様々な使い方ができますが、個人的にはTシャツとの合わせをオススメします!
結局Tシャツ!?と思うかもしれませんが、トップスもシンプルなアイテムにすることでバギーズショーツのデザインやカラーを存分にアピールできます。
2020年のパタゴニアからは久々にフロントにポップなロゴをあしらったTシャツがリリースされています。
上下のブランドを統一することで、シンプルではあるもののにもこだわりを感じる着こなしができるでしょう。
メンズ・フィッツロイ・スコープ・オーガニック・Tシャツ
こちらのTシャツはややゆったりとしているのでユニクロで購入するサイズのワンサイズ下を購入するとちょうど良い気がします!
また存在感のあるTシャツをお探しの方にはぜひチャンピオンのヘビーTシャツがオススメ!
分厚い生地と縫い目の目立たない特徴的なデザインが目を惹くこと間違いなし
まとめ
バギーズ・ショーツは海山川でフェスにキャンプにアクティビティーで活躍間違いなしです。
もちろん自宅や街での着用もおすすめです。
多彩な色柄、タイプの中からお気に入りの一枚がきっと見つかるはず!
異常な暑さが続いていますし、バギーズショーツで少しでも快適に過ごしましょう。