近年のスニーカーブームはとどまる所を知らず、さらに過熱しています。
欲しいのに手に入らない...と悔しい思いをする方はたくさんいるはずです。
その為に日本国内だけでなく海外からの購入をしている方も大勢います。
多くの海外サイトは日本への配送も可能ですが、配送地域を限定しているショップやサービスもあります。
中でも発売以来、足数の増加や再販、人気の陰りがあるとはいえまだまだ入手困難なスニーカーとして知られるラッパーのカニエ・ウエストとアディダスのコラボスニーカー「YEEZY boostシリーズ」
特にYEEZY boost 350は2015年に発売されてから絶大な人気を誇っています。
未だにリセーラー以外からの購入ができない方もいます。
今回はアメリカ国内配送に限定されたYEEZY SUPPLYから転送サービスを利用してYEEZY boost 350を入手したので、購入方法と転送サービスを紹介します。
まずは購入画面まで...
レアスニーカーの入手で最も困難なことは、購入画面までたどり着くこと。
サーバーダウンや購入待ちなどで購入画面を見ることなくSold outなんてこともしばしば。
こればかりはどうにもならないので頑張って購入画面までたどりつきましょう。
転送サービスの利用方法
今回はYEEZY SUPPLYとadidasの米国サイトで2019年8月2日に開催された大量リストック「YEEZY Day」において350 V2 を購入しました。
実際の購入までの流れは以下の通りです。
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1転送サービスに登録
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2販売サイトで商品を選択し購入画面へ
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3配送先住所に転送サービス会社の指定住所を入力
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4転送サービス会社に商品の転送依頼をする
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5転送料金の支払い
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6商品受け取り(必要であれば関税支払)
普段のネット購入と異なる点は住所を転送サービス会社の受け取り倉庫にすることと、受け取り時に関税の支払いをすることくらいです。
上手に使えば非常にお得に買い物ができる転送サービスをこの機会にマスタ-しましょう。
利用した転送サービスは「スピアネット」
アメリカ国内に倉庫を持つ転送サービス企業です。
adidas.usやYEEZY SUPPLYだけでなく、米国アマゾンや米版フリマサイトのeBayからも荷物を受けとって日本国内に転送することが可能です。
登録はカンタンで、氏名やメールアドレスと転送先住所(依頼者の日本における住所)を入力するだけ。
海外のサイトではないので住所入力で苦戦することもないでしょう。※ただしアルファベットで入力
利用登録をすると受け取りセンターの配送先情報を閲覧できるようになります。(スピアネットの倉庫の住所とID)
この配送先情報を日本国内への配送を行っていない企業のサイトで使用します。
私の場合はオレゴン州にある受け取りセンターを指定されているので、YEEZY SUPPLYの購入画面にはオレゴン州の住所を入力します。
転送依頼書を作成する
注文が確定し商品が発送されたら、転送依頼書を作成します。
依頼書といっても購入先や転送方法を指定するだけなのでカンタンです。
※転送依頼書の記入項目である荷物追跡番号は商品の発送が完了しないと発行されません。そのため販売サイトからの発送完了メールを待ってから転送依頼書を作成してください。
基本的には最も安く安心できる宅配便(ヤマト運輸)を選択します。
今回はYEEZY SUPPLYから1足の購入のみでしたので、同梱はなしです。
購入先は企業もしくはサイト名を記入します。今回は「YEEZY SUPPLY」と入力します。
発送完了メールに記載されたトラッキング番号を入力します。
特別検品サービスは商品がきちんと梱包されているか、現地の担当者が荷物を開封し破損状況などを確認してくれるサービスです。写真を撮影して私達状況を伝えてくれるので手元に届く前にアメリカ国内で返金・交換対応などが可能となります。
1回15ドルの有料サービスですが、梱包が不安な業者を利用する場合はチェックを付けてもいいかもしれません。
商品の名称と金額を記入します。税関を通過するためにも名称と金額は正確に入力するようにしましょう。
転送料金の支払い
荷物がアメリカ国内の受け取りセンターに到着すると、商品のサイズ・重量に基づいて転送料金が算出されます。
この転送料金の支払いが完了すると、登録された日本国内住所へ発送されます。
万が一商品が到着しなかった場合のリスク対策として、PayPalでの支払いをオススメします。
今回は1.5kgの荷物でしたので41ドルの送料がかかりました。
関税の支払い
関税の支払いは海外から商品を購入する上で避けては通れないステップですが、私達が行うのは運送会社への料金の支払いのみです。
実際の税関処理は運送会社の手基に渡った時点で完了していますので、その結果に応じた料金を支払いましょう。
注意しなければいけないのは関税の支払いが済まないと商品を受けとれない為、配達員さんから直接受け取るか配達センターにこちらから出向く必要があるという点です。
宅配ボックスの使用やコンビニ受け取りはできません。
ちなみに今回は2200円ほどの関税等の追加費用を支払いました。
まとめ
転送サービスを利用することで商品220ドル+転送費用41ドル+関税2200円でおよそ30,000円でしたので、日本のadidasを通して購入する金額とほぼ同額で購入することができました。
日本では入手難易度が高かったり、海外サイトとの価格差が大きい商品ほど転送サービスを通して個人輸入するメリットが大きいです。
英語が苦手な方でも昨今の機械翻訳は非常に優秀ですので、思っている以上に簡単に海外サイトで購入を済ませることができるはず。
みなさんも転送サービスを利用して憧れのアイテムをゲットしてみてはいかがでしょうか?