多くのクレジットカード会社は婚姻関係にある二人とその子供でないと家族カードを発行できません。
同棲、事実婚のカップルの方々でも家族カードが発行できるクレジットカードがあるのをご存知でしょうか?
今回は実際に私も同棲相手用に家族カードを発行した経験のあるクレジットカード会社とその方法を紹介します。
クレジットカードの貸借りは禁止!
なぜ家族カードが必要なのか?
ほとんどの方はご存知だと思いますが、クレジットカードは名義人以外の人が使用することはできません。
ちょっとお使いを頼みたいからカードを家族に渡す、なんてのは規約違反なのです。
もちろんネットショッピングで使用することもNGなので注意しましょう。
その1 楽天カード
同棲カップルや事実婚のパートナーでも発行可能なクレジットカードで一番おすすめなのが楽天カードです。
家族カード発行画面を見てみると、
「お申し込みは原則として生計を同一にする配偶者・両親・子供・同性パートナーを含む事実婚の方に限ります。」
とありますが、実際にはこの条件より少し緩いです。
実際、私は同棲をしている異性のパートナーのために家族カードを発行することができました。
あくまで”原則として”とあるので、厳密なルールが決められているわけではないようです。
申込の際の続柄は配偶者を選択すれば大丈夫です。
ポイント
楽天カードはブランドの違うカードを2枚まで発行できるので、自分の買い物はVISAで二人の買い物はMaster Cardで、といったように使い分けることが可能です。
ただしポイント付与先を分けることはできないので、注意しましょう。
その2 アメリカンエキスプレス
アメックスも同棲、事実婚パートナーへの家族カードの発行が可能です。
付帯サービスに定評があり私のメインカードのひとつです。
旅行やエンタメでは大活躍のカードで、二人で旅行に行く機会が多い方はぜひご検討ください。
このカードのネックといえばやはり年会費でしょうか。
年会費3万円以上のゴールドカードや提携カードは家族カードの発行が無料だったりしますが、
もっともスタンダードなカードであるグリーンやコスパ最強の提携カードであるSPGアックスは、
家族カードにも年会費がかかるためあまりおすすめできません。
もしもすでにゴールドカード以上のアメックスをお持ちの場合は家族カードの追加発行を検討してあげてください。
まとめ
年々改悪されるとはいえやはり楽天カードはクレジットカード会の王者ですね。
サービスや還元率もさることながら、家族カードの発行にも非常に寛大で手続きもカンタン。
ブランドによる使い分けも可能なっていてまさに隙がありません。
すでにお持ちの方は「カードの追加」から、まだお持ちでない方はすぐに新規発行手続きを!